どうも、ノートPCで作業をするやましん(@Yama_Shin_0216)です。
ノートPCに付属する充電器は、純正なだけあって安心感がありますが、持ち運びや使いやすさの面からストレスになりやすいです。
特に持ち運びがしづらく、外出の時は持っていくかどうか迷うほどです。気軽に持って行けないのがきついところ。
こうした問題を解決できるのが「USB充電器」。本記事では、ノートPCの充電にUSB充電器を使うメリットを紹介します。
- USB充電器を使うメリット
- USB充電器を選ぶ上での要素
- 僕がおすすめするUSB充電器
純正充電器の限界
ノートPCを購入すると必ず付属する純正充電器ですが、以下の観点で使いづらくストレスが溜まります。
サイズと重さで持ち運びにくい

純正充電器はアダプタと長いコードで構成されているので、とにかく大きいです。特にコードが長いので、まとめたとしてもサイズが小さくならないんですよね。
重さも小さいもので200gあります。サイズに目がいきがちですが、ケース付きのiPhoneくらいあるので意外にも重め。
こんな感じに純正充電器は「大きくて重い」ので、持ち運びではかさばるし、自宅でも保管場所に困りますね。
他デバイスに使用できない

たいていの純正充電器は丸型のDCプラグという端子なので、スマホやモバイルバッテリーなど他のデバイスは充電できません。
しかもメーカーによって微妙に形状が違ったりするので、他のノートPCでも基本的に使えません。完全に使い回しができないのがきついところ。
使用時の取り回しの悪さ

充電器本体のケーブルが太くて長いので、取り回しが悪いです。コンセントが遠い場所ではありがたいのですが、コンセントが近かったりスペースのない場所ではかなり邪魔に。
また、ACアダプターなので、当たり前ですがケーブルだけでなくアダプターがついているため、使用時はさらに設置スペースが必要になります。
家ではまだ使えますが、外出先で作業する場合は邪魔でストレスですね。
USB充電器を使うメリット
純正充電器ではいろいろ課題がありましたが、市販のUSB充電器に変えることで解決できます。ここではUSB充電器に変えるメリットを紹介します。
コンパクトで持ち運びしやすい

純正充電器と比べて、USB充電器は本体がすごく小さいです。全体どころかアダプタ部分よりも小さいので、持ち運びが格段にしやすくなります。
また、重量についても重めのものですら200gいかないくらい。小さくて軽いため、普段からバッグに忍ばせておくこともできます。

純正充電器は重くて大きいので、持っていくのにかなり迷いますが、USB充電器であればとりあえずの精神で持っていけますよ!
ノートPC以外のデバイスも充電できる

ノートPCを充電できるUSB充電器は端子がType-Cの形状になるのですが、この規格はスマホやイヤホンなど他のデバイスにも対応していることが多いです。
そのため、ノートPCだけでなく他のデバイスにも使い回すことができるようになります。USB充電器1つで対応できますからね。
複数充電器を持つ必要がなくなるのはもちろん、大きくて重い純正充電器がなくなるため、持ち運びではだいぶラクになります。
省スペースで取り回しが良い

純正充電器だとACアダプタを設置するために、机のうえや床にスペースが必要ですが、USB充電器は小さな本体のみのためスペースがほとんど必要ありません。
コンセントに直差しできるスペースさえあれば使えるため、いちいちスペースを確保しなくとも充電できます。あと、面倒な設置の手間もなくなりますね。

ケーブルについても細くて曲げやすいものを選べるので、純正充電器のような太くて長いケーブルに悩まされることもないですよ!
同時充電ができる

USB充電器には出力ポートを複数備えているものもあるため、デバイスを複数同時に充電することも可能です。ノートPCを充電しながら、イヤホンやスマホなども充電することができますね。
端子についても「Type-C×2」や「Type-C×1・Type-A×1」などいろんなパターンがあるため、自分のスタイルに合わせて使えます。

ノートPCを充電中だけど、スマホも切そうだから充電したい!っていう場面も多いので、同時充電ができるのはかなりありがたいです!
USB充電器でノートPCを充電する際の注意点
純正充電器と比べて格段に扱いやすいUSB充電器ですが、ノートPCを充電する際にはいくつか注意点があるため紹介します。
PD対応のType-Cポートが本体にあるか

ノートPC側にPD(Power Delivery)に対応したType-Cポートがあるのを確認する必要があります。
PDに対応していないと、十分に給電できず充電ができないためですね。
Type-CポートがPDに対応しているかの確認ですが、ポート付近に雷マークや「PD」「Thunderbolt」の表記があればだいたいOKです。ただし、できればスペック表などでしっかり確認しましょう。

単にType-Cポートがあるからといって、使えるとは思わないようにしましょう!
充電に必要なW数であるか

USB充電器の出力がノートPCを充電するために必要な出力であるかを確認する必要があります。出力が低いと充電がめっちゃ遅くなったり、そもそも給電されない問題がでますので。
必要な出力の確認方法ですが、純正充電器の出力から確認できます。Outputに記載の○○Aと○○Vから計算できますね。

詳しい選び方は後ほど紹介しますが、基本は自身が使っているノートPC純正充電器を見るようにしましょう。
充電ケーブルが対応しているか

ノートPC本体やUSB充電器だけでなく、ケーブルも出力に対応している必要があります。対応していないと、十分に給電できないですからね。
対応しているケーブルですが、パッケージやスペック表に「PD対応」「100W対応」「240W対応」「E-Marker内蔵」のいずれかが記載されていれば問題ありません。
反対に何も記載のないケーブルについては、基本対応していないと受け取ったほうが良いでしょう。
USB充電器を選ぶ上での要素
これからUSB充電器を買おうと思っても、種類がありすぎて、どの部分を見て選べば良いのかが難しいところ。
そこで、USB充電器の選ぶ上で確認するべき部分を4つ紹介します。
出力(W数)
USB充電器を選ぶうえで一重要な要素である「出力(W)」です。20Wや65W、100Wなどいろいろな出力のものがありますが、ノートPCを充電できるものを選ぶ必要があります。
必要な出力は純正充電器にある○○Aと○○Ⅴを確認し、「W(ワット)=V(ボルト)×A(アンペア)」で求めることができます。難しく見えますが、電卓や計算アプリで掛け算するだけですぐにわかりますよ。

また、各ノートPCの必要な出力目安も記載しておきます。
| ノートPCの種類 | 推奨出力(W) |
|---|---|
| 軽量ノートPC (Surface Go、ZenBookなど) | 30〜45W |
| 一般的なビジネス系ノートPC (ThinkPad、HP、Dellなど) | 45〜65W |
| ゲーミング・クリエイターPC | 65W以上 |

基本は自身の純正充電器を確認して選ぶようにしましょう。
ポート数

USB充電器によって、搭載されているポート数が異なります。1つのものから、多いものだと3や4つのものもあります。
基本的には自分が充電するデバイスの数に合わせてポート数を決めましょう。ノートPCだけを充電するならば1ポート、スマホやイヤホンなど複数デバイスを充電するならば2ポート以上のものを選ぶイメージです。
ただ、ポート数が増えるほどUSB充電器のサイズは大きくなり、持ち運びがしにくくなるため、本当に使うポート数を決めるようにしてください。

ポート数だけでなく、端子の種類にも注意しましょう。Type-Cのみのものもあれば、Type-Aがあるものもあるため、使用デバイスに合わせて選びましょう。
サイズや重量

持ち運びをする上で、USB充電器のサイズと重量はかなり重要です。大きくて重いと、純正充電器と同様に持ち運びが難しくなるので。
USB充電器にはいろんな種類があるのですが、同じ出力やポート数でもサイズや重量がそれぞれ異なるため、選ぶ際はしっかり見るようにしましょう。
メーカー
USB充電器は電化製品であることから、信頼できるメーカーを選ぶことも重要です。代表的なものだと以下のとおり。
- Anker
- Belkin
- UGREEN
- エレコム
とりあえず代表的なものを選んでおけば、ちゃんと充電速度が速く、安全対策もされているため安心です。
反対に、よくわかならいメーカーを選ぶとロクに充電できなかったり、発熱がすごくて最悪燃えたりすることもあるため、注意しましょう。

普通の電化製品と選ぶ感覚で、ちゃんとしたメーカーを選ぶようにした方が良いですよ。
僕がおすすめするUSB充電器
僕が使っているUSB充電器のうち、おすすめするものを2つ紹介します。
エレコム EC-AC4465BK
エレコムの65W出力、ポート数が3つのUSB充電器です。重量が100gを切るのと、出力の割にサイズもそこまで大きくないので、持ち運びにおすすめです。
UGREEN Nexode Pro 100W
UGREENの100W出力で、ポート数が3つのUSB充電器です。100W出力ながら、比較的小さめかつ軽めなので、複数デバイスを充電するのを想定する場合におすすめです。
「純正充電器からUSB充電器へ変更」に関するQ&A
- Q複数デバイスの充電にはどれくらいの出力が必要ですか?
- A
USB充電器の電力分配にもよりますが、ノートPC+他デバイスでの充電の場合、65W〜100W以上あると安心です。ただ、USB充電器によって出力方法が異なるため、スペックを確認するようにしましょう。
- QUSB Type-AでノートPCを充電できますか?
- A
USB Type-Aでは出力を出せないため、ノートPCを充電できません。必ずUSB PDに対応した端子がノートPC本体にあることを確認しましょう。USB充電器側も同様です。
- Q純正充電器からUSB充電器へ変えることで不都合は生じますか?
- A
正直特にありません。強いて言うならば、充電に必要な出力のあるUSB充電器を自分で選ばなければいけない程度ですね。
まとめ|USB充電器で快適なノートPCライフを
ノートPCの純正充電器は、スペックに合わせたもののため安心して充電できるというメリットがありますが、大きくて重いという問題があります。
反対にUSB充電器は小型軽量のため、持ち運びの面でノートPCと非常に相性が良いです。純正充電器だと、機動力を落としてしまいますからね。
また、USB端子であることから他のデバイスの充電にも使える上、複数ポートあれば同時充電もできるため、荷物を減らすのにも役立ちます。
純正充電器を使っていてストレスを感じている方は、ぜひ一度、USB充電器を使ってみるのがおすすめです。








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