こんにちはiPhoneを使っているやましん(@Yama_Shin_0216)です。
iPhoneユーザーであれば、モバイルバッテリーの中でもMagSafeに対応しているものがあると嬉しいですよね。
また、容量も5000mAhだとiPhoneを1回充電できるかできないかなので、10000mAhは欲しいところ。
こうしたわがままな欲求を満たしてくれるのが「Baseus PPCXW10-C」。
PD/QC3.0の充電やバッテリー残量をディスプレイで表示できるなど、かなり便利なモバイルバッテリーに仕上がっているので、ぜひ紹介していきます。
「Baseus PPCXW10-C」の概要
「Baseus PPCXW10-C」の特徴やスペック、外観など基本情報を紹介します。
特徴
「Baseus PPCXW10-C」はバッテリー容量が10000mAh(iPhone13 Proを1.9回充電可能)のMagSafe対応モバイルバッテリーです。
本機はアップグレード版で、旧モデルのiPhone13以降のカメラと干渉してしまう問題が改善されています。
ちなみに、本製品は購入後に12ヵ月の安全保証があるため、不具合があってもサポートしてくれますよ。
スペック
Baseus PPCXW10-C | |
---|---|
サイズ | 14.64 x 7.13 x 1.69 cm |
重さ | 約230g |
バッテリー容量 | 10000mAh |
充電方式 | USB-C / USB-A / ワイヤレス (iPhone14/13/12シリーズの場合ではマグセーフ) |
出力ポート数 | 3(USB Type-A、C、ワイヤレス) |
入力ポート数 | 1(USB Type-C) |
パススルー充電 | 対応(MagSafe充電では非対応) |
同梱物
- モバイルバッテリー本体
- USB Type-A to Cケーブル(充電用)
- 説明書
外観
表面全体がツヤ消し加工されており、触ってみるとサラサラしています。
ところどころ丸みを帯びた形になっており、ガジェット感がありつつも少しやわらかい見た目。
色はほとんどブラックですが、実際はかぎりなく黒色に近いブルーです。
表面にはバッテリー残量を表す光沢ディスプレイがあります。
正面の真ん中あたりに充電エリアがあり、上側側面にはType-AとCポートがあります。
iPhone13proに着けてみると、ちゃんとカメラに干渉しませんね。
各ポートの出力について
各ポートの出力について以下の表にまとめました。
使用ポート | 出力 |
---|---|
Type-C | 最大20W |
Type-A | 最大18W |
ワイヤレス充電 | 最大15W – Androidスマホ:15W – MagSafe:7W – AirPods Proなど:5W |
Type-CとType-A同時 | 各ポート:最大12W ワイヤレス充電:最大15W(変わらない) |
Type-AとCは同時充電時に、出力が最大12Wまでに制限されてしまう点に注意。
ただ、MagSafeに関しては同時充電中だろうが最大15Wのままです。
「Baseus PPCXW10-C」の充電時間
「Baseus PPCXW10-C」でiPhoneを充電したときに掛かる時間を「Type-Cで充電したとき」と「MagSafeで充電したとき」で見ていきましょう。
Type-Cで充電したとき
iPhoneをType-Cで充電したときに掛かった時間は以下の通りです。
充電時間 | バッテリー残量 |
---|---|
開始 | 11% |
15分 | 41% |
30分 | 64% |
45分 | 79% |
1時間 | 89% |
1時間15分 | 94% |
1時間30分 | 97% |
1時間45分 | 98% |
1時間分47分 | 100% |
USBチェッカーで計測してみると、急速充電中はだいたい17~18Wで、時にはiPhone13 Proの受け入れ最大ぎりぎりである19Wでの充電もできていました。
急速充電対応のUSB充電器につないだレベルで速いため、充電速度に関しては申し分ないですね。
MagSafeで充電したとき
iPhoneをMagSafeで充電したときに掛かった充電時間は以下の通りです。
充電時間 | バッテリー残量 |
---|---|
開始 | 15% |
15分 | 30% |
30分 | 43% |
45分 | 56% |
1時間 | 70% |
1時間15分 | 82% |
1時間30分 | 91% |
1時間45分 | 96% |
2時間 | 99% |
2時間6分 | 100% |
iPhoneを充電する場合は7.5Wで出力されています。以前iPhoneに付属していた5W充電器より少し多いくらい。
充電速度に関しては有線で充電するよりも遅め。今回は開始11%からフル充電していますが、0%からだと2時間30分くらいかかりそうですね。
ただ、有線より遅いとはいえ速度に関しては全然問題なく、モバイルバッテリーとしては十分な充電速度ですよ。
「Baseus PPCXW10-C」のメリット
「Baseus PPCXW10-C」のメリットは以下の4つです。
3台同時に充電できる
MagSafeなどのワイヤレス充電を含めてポートが計3個あるため、デバイスを3台同時に充電できます。
電車などの移動中で、デバイスを全部充電しておきたい!ってなった時は一気にできますよ。
ポートも3種類あるので、いろんなケーブルを持っていく人にはありがたい!
バッテリー残量が数字でわかりやすい
0から100の数字でバッテリー残量を表示してくれるため、どのくらい残っているのかをちゃんと把握できます。
バッテリー残量を点の数で知らせるものがほとんどですが、細かい数字がわからなくてモヤモヤするんですよね。
また、急速充電ができているかどうかのマークも表示できるのもポイント。
横向きでくっつけることもできる
MagSafe充電では、iPhoneを横に向けてもしっかりくっつき、充電もそのまま続けることができます。
おかげで、充電しながらでも動画やアプリゲームをするのがかなりやりやすいです。
また、横向きだとモバイルバッテリーの残量を常に確認しながら充電できますよ。
ほとんど発熱しない
iPhoneを1時間近く急速充電してもバッテリー本体の表面は冷たいままで、ほとんど発熱していませんでした。
また、熱くなりがちなMagSafe充電も少し温かい程度で、高温になるということは無し。
バッテリーに組み込まれている過熱保護システムがしっかり働いていてくれているので安心ですね。
「Baseus PPCXW10-C」のデメリット
「Baseus PPCXW10-C」のデメリットは以下の3つです。
iPhoneを2台持ちしたようなサイズ感
バッテリー本体のサイズはほとんど最新のiPhoneで、重さも230gと完全にiPhone。
10000mAhという容量に加えてポート数もあるため、どうしてもサイズと重さが大きくなってしまいます。
ただ、めっちゃ重いというわけではなく、あくまでiPhoneをもう1つ持っていくような感覚。むしろ、急速充電や容量、ポート数など機能を考えればかなり軽い方。
いちいち電源ボタンを押すのが面倒
MagSafeはくっつけたらすぐ充電開始するのではなく、電源を押す必要があるので少し面倒。
たまになんで充電が始まらないんだ?って心配になることもあるんですよね笑
ただ、こうした仕組みの理由は安全への配慮で、必要な時以外は出力しなかったり、誤って出力するのを防ぐためです。
iPhoneに直付けだと磁力が弱い
iPhoneの素の磁力が弱いので、せっかくバッテリーをくっつけても1回振っただけで外れてしまいます。
iPhoneにモバイルバッテリーを着けて、常に手に持っておこうかなと考えている人には注意です。
おすすめできる方とそうでない方
「Baseus PPCXW10-C」をおすすめできる人とそうでない人は以下の通りです。
特におすすめするのは、MagSafe対応の容量が10000mAhあるモバイルバッテリーが欲しい人です。
まとめ
この記事では「Baseus PPCXW10-C」について紹介しました。
スマホをもう1台持っていく荷物感にはなりますが、その分容量・出力・機能をしっかり備えたものに仕上がっています。
特に、MagSafeで充電できる上、1回充電してもバッテリー残量が半分ほど残っているのはかなり安心できますね。
もし、MagSafe対応のモバイルバッテリーを探している人は、ぜひチェックしてみて下さい。
コメント