こんにちは、22歳にして電動ベッドを使ったポテイモ(@Yama_Shin_0216)です。
電動ベッドというと専用のマットレスや布団を乗せて使うイメージですよね。
ただ、電動ベッドに加えて専用のマットレスや布団を購入するのはお金の負担が大きいし、今の敷布団をそのまま使いたい人もいると思います。
でも電動ベッドに布団を敷くとリクライニング時にズレそうだし、寝心地がよくなさそうと思う人もいらっしゃるでしょう。
そこで紹介するのが「FlexiSpot 電動ベッド S5」。
ごく普通のベッドでもリクライニングでき、寝心地も良い電動ベッドに仕上がっているので、気になる人はぜひチェック。
「FlexiSpot 電動ベッド S5」の概要
「FlexiSpot 電動ベッド S5」のスペックや外観など基本情報を紹介します。
「FlexiSpot 電動ベッド S5」について
「FlexiSpot 電動ベッド S5」は、人間工学製品に力を入れているFlexiSpotが販売するベッドフレームです。
サイズはセミダブルで、1人または親子での添い寝までを想定されています。
今回は健康な人向けに紹介しているけど、もちろん介護用としても使えるよ
スペック
FlexiSpot 電動ベッド S5 | |
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価格 | 88,000円 |
サイズ | セミダブル(縦幅195×横幅120cm) 高さ8~30.5cm |
重量 | 約49.8kg |
耐荷重 | 340kg |
頭部昇降範囲 | 0~60度±3 |
脚部昇降範囲 | 0~45度±3 |
昇降スピード | 4.8mm/s |
材質 | スチール(粉体塗装) |
同梱物
- 電動ベッド各部パーツ(本体)
- リモコン(単4電池はない)
- 電源アダプター
- 説明書
- 電池ボックス用アダプター
ベッドフレームは組み立て式で、説明書を見ながら組み立てていく必要があります。
無料の組み立てオプションがあり、僕の場合はそれでヤマト運輸さんに3人がかりで組み立ててもらったよ(ありがたい)
外観
ベッドフレームですが完全なフレームではなく、表面が生地でカバーされています。
表面の生地はポリエステルのような素材でできており、薄いくて固めのクッション感があります。
ベッドフレームの左右と足元部分にはストッパーがあり、左ストッパーにはリモコンの収納が可能。
ベッドフレームの裏側を見てみると、配線やモーター、足元LEDがあります。
リモコンはかなりシンプルで、アイコンでどんなボタンなのかを表しているデザインです。
ちなみにリモコンに電池は単4×3本で、電池自体は自分で購入する必要があります。
「FlexiSpot 電動ベッド S5」の機能紹介
「FlexiSpot 電動ベッド S5」に搭載されている機能をそれぞれ紹介していきます。
頭部と脚部のリクライニング
リクライニングにはリモコンを使用し、頭部と脚部のそれぞれで独立して調整できます。
リクライニングできる範囲は頭部が0~60度・脚部が0~45度。
調整自体は無段階ででき、自由で細かな位置調整ができます。
足元LEDライト機能
ベッドフレームの足元にあるLEDで、左右の2箇所を光らせることができます。
リモコンにあるシャワーのようなボタンを押すことで、足元LEDライトを使用できます。
メモリポジション機能
自分の好きなリクライニング位置を記録できる機能で、2つまで登録可能。
1度登録しておけば、ボタンを押すだけで好きな位置に調整してくれます。
予備電池装置機能
電源アダプターを付属の電池ボックス用アダプターに入れ替えることで、停電時でも使用できます。
9Vの乾電池×2と電池ボックス×2が必要になるので、停電時でも使いたいという人は用意しておきましょう。
ちなみに、予備電池装置を使用している場合はリクライニング機能以外は使えなくなるので注意。
脚部の高さ調整機能
ベッドフレームの脚は4段階のパーツに分かれており、付け外しによって高さを調整できます。
脚パーツを4つ全部付けるのはもちろん、そもそも脚パーツ付けずに直置きすることも可能です。
「FlexiSpot 電動ベッド S5」を敷布団で使ってみた
「FlexiSpot 電動ベッド S5」に布団を敷いて使ったため紹介していきます。
リクライニングした時
ごく普通の布団を敷いてリクライニングしたところ、何も問題なくリクライニングができました。
ベッドフレーム表面の生地の摩擦によって、リクライニングした時に頭の部分がズレ落ちたり、勝手にめくれたりすることが無いんですよね。
寝心地
ベッドフレームの表面全体が生地になっているおかげで体の全てが接地できており、敷布団でも全然眠れます。
それどころか生地が若干やわらかく、硬めのマットレス上で寝ている感覚で床とは全然違います。
ベッドフレームに直接布団を敷いていますが、リクライニングせずとも床の時より快適に眠れますね。
「FlexiSpot 電動ベッド S5」のメリット
「FlexiSpot 電動ベッド S5」のメリットは以下の5つです。
リクライニングがゆっくりで安心
リクライニングの速度が4.8mm/sと結構ゆっくりなおかげで、安心して体や脚を起こせます。
実際に寝ながらリクライニングしてみましたが、ゆっくりで安心できる速度ながら、かといって遅すぎない速度感ですね。
また、動きもめっちゃスムーズで、ぎこちなかったりカチカチしている感じは一切ないです。
初期設定不要で簡単に操作できる
メーカーがすでに初期設定を済ましてくれているため、電池を入れるだけで操作ができます。
リモコンとベッドフレームのペアリング作業やその他の設定は必要なし。
リモコン自体もシンプルなデザインになっているため、操作が簡単ですぐに慣れますよ。
モーターの駆動音が静か
リクライニング時のモーター駆動音を騒音計アプリで測ってみると、41dB前後と静か。
▼騒音計の数字の目安表
また、頭を乗せる位置で測ってみても46dBでそこまでうるさくないんですよね。
さすがに夜中は厳しいですが、みんなが起きている時間帯であれば迷惑にならないくらいの音量と言えるでしょう。
ストッパーのおかげで布団が落ちない
ベッドフレームの左右と足元にストッパーがあるおかげで、布団がベッドから落ちません。
ストッパーは周り全体ではなく一部分のみを守るタイプなのですが、それでも布団をしっかり固定してくれます。
寝相やリクライニングによって布団がズレたり落ちたりしなくなるので、マジでありがたいですね。
シンプルなデザインで部屋に馴染みやすい
黒色のシンプルでモダンなデザインなため、さまざまな部屋に馴染みやすいです。
木製フレームで囲わずにそのまま使用していますが、目立ったりせずに「部屋にある1つの家具」として存在してくれています。
「FlexiSpot 電動ベッド S5」のデメリット
「FlexiSpot 電動ベッド S5」のデメリットは以下の3つです。
身長には注意する必要がある
「FlexiSpot 電動ベッド S5」は195cmと通常サイズなので、165cm未満や180cm以上の人には厳しい印象。
小柄な人は脚部リクライニングまで足が届かなかったり、身長が高い人はベッドから足がはみ出てしまう可能性があります。
自分の身長を踏まえてベッドを選ばないと、ベッドの力をフルに発揮できないので注意しましょう。
足元LEDライトはおまけ程度
足元LEDライトはベッドフレームの左右にちょこんと付いている程度で、そこまで明るくはありません。
ベッドの周りをしっかり照らせるほどではなく、部屋の電気を足元LEDライトだけでまかなうのは厳しいんですよね。
ただ、ベッドの周りを少し照らすくらいの関節照明としては全然使えるので、あるとないのでは全然違いますよ。
目覚まし機能はない
「FlexiSpot 電動ベッド S5」にはベッドを揺らしたり、上体を起こすといった目覚まし機能はありません。
姿勢によって体の負担を減らして快適な睡眠を促すコンセプトのため、目覚まし機能はコンセプト外になるんですよね。
アラームを使わない目覚まし目的で電動ベッドを買う人は注意しましょう。
「FlexiSpot 電動ベッド S5」の使用シーン
「FlexiSpot 電動ベッド S5」の使用シーンを3つ挙げてみました。
自分に合った角度にして寝る
「FlexiSpot 電動ベッド S5」のコンセプト通り、眠りやすい角度にして寝る使い方です。
角度をつけることで、腰への負担や血行改善にもつながりますよ。
上体を起こしてスマホやテレビを見る
スマホやテレビをリラックスして見たい時に使う方法です。
見終わったらすぐに寝る態勢に入ることができますよ。
楽な姿勢で休憩する
自分によって楽な角度にリクライニングし、休憩する使い方です。
体調が悪い時はもちろん、普通に休憩したい時にもおすすめ。
おすすめできる方とそうでない方
「FlexiSpot 電動ベッド S5」をおすすめできる人とそうでない人は以下の通りです。
特におすすめするのは、敷布団でも使える電動ベッドで睡眠の質を上げたい人です。
まとめ
睡眠の質を高めたい人におすすめ
今回は「FlexiSpot 電動ベッド S5」について紹介しました。
電動ベッドというのもあってそれなりの値段はしますが、それに見合ったサイズや機能性、使いやすさがあります。
また、普通の敷布団も使えることから別途専用のものを購入する必要もないので、電動ベッドへの入門に良い製品ですね。
もし、現在敷布団を使っている中で睡眠の質を改善したく電動ベッドが気になっている人は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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