どうも、毎日イヤホンを着けて作業しているやましん(@Yama_Shin_0216)です。
イヤホンって安いものから高いものまで幅広い値段で売られていますよね。数千円から高いものだと数万とか……。
こうした中からイヤホンを選ぶ際、予算1万以内でできる限り音質や機能性を求めたい人もいるでしょう。
イヤホン選びに失敗したくないけど、1万円以上だすのはちょっと……。でもできるかぎりいいのが欲しい!
そこでおすすめなのが「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」。本記事では予算1万円以内でできる限り良いイヤホンが欲しい人に向けて本製品をレビューしていきます。
「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」について
ここでは「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」の特徴やスペック、外観などを見ていきます。
特徴・スペック
「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」はカナル型の完全ワイヤレスイヤホンです。「LDAC」コーデックに対応しているため、対応端末に接続すればハイレゾ音源を楽しめます。
- 日本オーディオ協会の「Hi-Res Wireless」認証を取得
- ハイレゾ音源が聴けるLDACコーデックに対応
- 最大43dbの騒音を低減できる
- 外音取り込みモードと風切音軽減機能を搭載
- ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能搭載
- 遅延を抑えるゲームモードへの切り替えが可能
- イヤホン単体で最大8時間、充電ケース併用すれば最大52時間再生可能
- 専用アプリでイヤホンの操作やイコライザー設定が可能
SOUNDPEATS Capsule3 Pro | |
---|---|
サイズ | 縦50.07×横67.31×奥行き25.9mm(ケース込み) |
重量 | イヤホン片側:5g ケース+イヤホン両側:約48g |
防水規格 | IPX4 |
対応コーデック | AAC,SBC,LDAC |
対応プロファイル | HSP,HFP,A2DP,AVRCP |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.2 |
通信範囲 | 10M |
ちなみに今回レビューする「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」は「SOUNDPEATS Mini Pro HS」の上位モデルとなっています。
付属品・外観
まずは「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」の付属品をチェック。付属しているものは以下のとおりです。
- イヤホン本体
- イヤホンケース
- イヤーピース(S/M/L)
- 説明書
- 給電用ケーブル USB Type-A to C
それでは本体を見ていきます。全体の配色は黒がベース、ピンクゴールドがアクセントカラーとなったゴージャスなデザインとなっています。
ケースは指紋が付きにくいマット仕上げ。プラスチック感はあるものの、チープな感じはありません。
イヤホン本体はカナル型のスティックタイプ。ケースと違ってアクセントのピンクゴールドが所々に施されています。
重さに関してはイヤホン単体が約5g、イヤホン両側とケースで約48gですね。スペック通り。
耳に着けた時はこんな感じ。
「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」の性能
僕が「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」を使って感じた性能(音質・付け心地・ノイズキャンセリング)を紹介します。
音質
音質は低音と高音が強いドンシャリ系となっています。その中でも低音が強調されています。
低音が強調されているといっても沈み込むほどではなく、聴き疲れしない程度の強調具合ですね。
また、ボーカル(歌い手)も気持ちがこもっており、ハッキリしていて聴きやすいです。
付け心地
付け心地に関しては、すごくフィットするほどではないですが、安定するくらいには耳にくっついてくれます。
歩いたり俯いたりしても落ちそうな感覚はなく、安心して着用できていますね。
ただ、顔を振ってみると少し危ない感じがあったから、軽い運動までにしたほうが良いですね
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングは電車で検証してみたところ、低音部分はしっかり消してくれています。
電車の走行音の低音部分やエアコンのゴーっていう音はしっかりカット。ただ、走行音の高音部分は消しきれていないですね。
また、風切音軽減機能もちゃんと働いており、電車に乗っていても風の音は聞こえませんでした。
「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」の使用感
実際に「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」を使って感じた点を5つ紹介します。
イヤホン本体が軽い
イヤホンが片側5gと軽く、耳に着けても重く感じません。
最初は「スティック型なので重いんだろうな」と思っていましたが、いざ着けてみると豆粒タイプと変らないんですよね。
また、イヤホンを含めたケースの重さも「中身入っているのか?!」というレベルで軽く、持ち運びの面でも便利。
タッチ操作がやりやすい
本製品の斜めを向いたところにタッチセンサーがあるため、タッチ操作がしやすいです。
他のイヤホンだとセンサー部分が平らなので、うまく押せないことが多々あるんですよね。
でも本製品を使ってから、手先の感覚だけで操作しやすく、誤操作もかなり少なくなりました。
リセットボタンが便利
1回だけ接続が不安定になったのですが、イヤホンをケースに入れてリセットボタンを押せば簡単に解消できました。
リセットといってもイヤホン本体の状態をリセットするだけで、ペアリング設定はリセットされないんですよね。ケースから出せばすぐにペアリング完了できます。
そのため、いちいちペアリングの再設定や電源のオンオフをする必要がなく、けっこう便利。
ワイヤレス充電はできない
本製品はワイヤレス充電に対応していないため、置くだけの充電はできません。
ワイヤレス充電器を持っている僕にとっては少し残念な点ではあります。
とはいえ、Type-Cで充電できるのでそこまで不満はないですが、やはりワイヤレス充電ができたらなお良かったなとは思いましたね。
マルチペアリングやマルチポイントには非対応
複数端末を接続するマルチポイントや、複数端末を記憶するマルチペアリングには対応していません。
そのため、今接続しているのとは違う端末で本製品を使う場合、そのたびにペアリング設定が必要になります。
ただ、マルチポイントやマルチペアリングのあるイヤホンはほとんど1万を超えるので、予算1万であれば気にしなくても良い機能です。
「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」と「SOUNDPEATS Mini Pro HS」の比較
今回レビューした「Capsule3 Pro」とその下位モデルである「Mini Pro HS」を比較していきます。
スペックの違い
「Capsule3 Pro」と「Mini Pro HS」とのスペック表での違いは以下の通りです。
Capsule3 Pro | Mini Pro HS | |
---|---|---|
イメージ | ||
価格 | 8,480円 | 7,980円 |
サイズ | 縦50.7×横67.31×奥行き25.9mm(ケース込み) | 縦48×横60×高さ22.5mm(ケース込み) |
重さ | イヤホン片側:5g ケース+イヤホン両側:約48g | イヤホン片側:5g ケース+イヤホン両側:約37.5g |
バッテリー | イヤホン本体→最大再生時間:約8時間 イヤホン本体+イヤホンケース→約52時間 | イヤホン本体→最大再生時間:約8時間 イヤホン本体+イヤホンケース→約28時間 |
ノイズキャンセリング | 最大43dBノイズ低減 | 最大40dBノイズ低減 |
対応コーデック | AAC,SBC,LDAC | |
ドライバー | 12mmバイオセルロース製ダイナミックドライバー | 10mmダイナミックドライバー |
デザインの違い
まずケースのデザインに関しては、「Mini Pro HS」がキラキラがちりばめられている野に対し、「Capsule3 Pro」はシンプルに仕上がっています。
ケースのサイズは「Capsule3 Pro」の方がひとまわり大きい感じですね。また、給電用端子の位置も違います。
イヤホン本体については同じカナル型でも「Capsule3 Pro」がスティックタイプ、「Mini Pro HS」では豆粒タイプ。
また、アクセントカラーもそもそも色が違うのと、「Capsule3 Pro」では光沢があり、「Mini Pro HS」では普通の塗装になっています。
ここまで違いを並べましたが、デザインに関しては好み次第なところがありますね。ちなみに僕は「Mini Pro HS」の方が好きだったりします笑。
音質の違い
音質について比較したところ、第一印象として「Capsule3 Pro」の方が音の解像度が高め。
実際「Capsule3 Pro」を音楽を聴いた後に「mini Pro HS」で聴くと、音がくもった感じがするレベルで違うんですよね。
また、「Capsule3 Pro」では低音が強調されたり、ボーカルに気持ちがこもっていたり…。音質に関しては「Capsule3 Pro」に軍配が上がりますね。
付け心地の違い
付け心地に関しては正直「Capsule3 Pro」も「Mini Pro HS」も変りません。
イヤホンの形がかなり違うから結構付け心地に違いがでるのかなと思っていましたが、変りませんでした笑。
フィット感も奥行き感も同じで、違いはなかったです
ノイズキャンセリングの違い
ノイズキャンセリング(ここではANC)は「Capsule3 Pro」が最大43db低減、「Mini Pro HS」が最大40db低減。数字上では3dbしか変りません。
実際、低音域のカットは同じなのですが、高音域に関しては「Capsule3 Pro」の方がよりカットできているんですよね。
両方とも高音域はカットしきれないけど、「Capsule3 Pro」は結構小さくまではできているよ
ただ「Capsule3 Pro」はホワイトノイズが少し乗っているので、静かな場所では「Mini Pro HS」、うるさい場所では「Capsule3 Pro」を選ぶのがおすすめ。
「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」に関するQ&A
- Q「Capsule3 Pro」はどんな人におすすめですか?
- A
予算1万円以内で、できるかぎり音質や機能性を求めたい人です。「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」は音質の解像度が高く、機能面では長時間の再生時間やノイズキャンセリング、アプリ操作などが揃っているからですね。
- Q片耳モードはありますか。
- A
あります。片側のイヤホンのみを取り出せば自動で片耳モードになります。
- Q専用アプリはどうやってダウンロードしますか?
- A
AppleストアやGoogleストアで「soundpeats」と検索すれば、一番上に出てきますのでそこからダウンロードしてください。
- QiPhoneでハイレゾ音源を聴けますか?
- A
残念ながらiPhoneではハイレゾ音源をできません。LDACコーデック対応のAndroidやオーディオプレイヤーを用意する必要があります。
まとめ
この記事では「SOUNDPEATS Capsule3 Pro」をレビューしました。
SOUNDPEATS Capsule3 Pro
製品の評価:
正直、この音質と機能性で1万円切っちゃっていいの?って思えるくらいコスパの良い製品でした。
イヤホンの専門家でも無い僕にとってはもうこれで良いくらい笑
もし予算1万円以内でできる限り良いイヤホンを探している人は、ぜひチェックですよ!
コメント