どうも、タブレットでYoutubeを見るやましん(@Yama_Shin_0216)です。
家でブラウザや動画を見る際は、スマホの小さな画面よりも、タブレットの大きな画面で見たいですよね。
ただ、ブラウザや動画を見るためだけにiPadや高性能タブレットを買うのは気が引けるところ。結構なお値段するので。
ブラウザや動画さえ見れればいいから安く欲しい!
そんな人に「OSCAL Pad 60」。今回は「OSCAL Pad 60」をレビューしていきます。
「OSCAL Pad 60」について
ここでは「OSCAL Pad 60」の特徴やスペック、外観などを見ていきます。
特徴・スペック
「OSCAL Pad 60」はOSCALによるWi-fiモデルのAndroidタブレットです。画面サイズは10.1インチとなっています。
- Soc(CPU)には4コアの「RK3326S」を搭載
- 容量が6580mAhのバッテリー
- 1280×800のガラスタッチスクリーン
- RAMが3GB+2GB拡張の合計5GB
- 5MPリアカメラと2MPフロントカメラ
- OSCALの2年保証が付帯
OSCAL Pad 60 | |
---|---|
サイズ | 画面:10.1インチ 厚さ:9mm |
解像度 | 1280×800 |
重さ | 534g(ポテイモ調べ) |
CPU | RK3326S(4コア) |
RAM | 5GB(3GB+2GB拡張) |
ストレージ | 64GB |
バッテリー | 6580mAh 5V/2A充電 |
OS | Android12 |
ちなみに、Androidバージョンは一番シェア率の高い12です。
付属品・外観
まずは「OSCAL Pad 60」の付属品をチェック。本体や充電ケーブル、充電アダプタといった基本的なものが入っていますね。ただ、充電アダプタは海外仕様な点に注意。
- タブレット本体(フィルム付き)
- USB Type-A to C
- 充電アダプタ(海外規格)
- 取扱い説明書
では、本体を見ていきましょう。本体の各部の見た目は以下の通り。最低限と思いきやmicroSDカードスロットやイヤホンジャックもありますね。
また、フレームの質感は割と良く、安っぽさは感じないです。
「OSCAL Pad 60」の性能
「OSCAL Pad 60」の性能をそれぞれ検証したため紹介していきます。
SOC(CPU)
SOC(CPU)の性能をAntutuベンチマークで検証した結果がこちら。
Antutuベンチマーク結果 | |
---|---|
CPU | 16993 |
GPU | 10237 |
MEM | 32771 |
UX | 11451 |
普通に使えるスコアが15万くらい必要なので、7万台はかなり低め。実際、カクつきがすごくて紙芝居みたいになっていました笑
どんなに簡単な動作でもサクサクはしないので、最低限の性能といった印象ですね。
カメラ
本体には5MPリアカメラ(500万画素)と2MPフロントカメラ(200万画素)が搭載。実際にこれらのカメラで撮影した写真がこちら。
どちらのカメラもかなり画質が悪く、情報が伝わればいいというくらいの性能ですね。おまけ程度に見ておくのがいいでしょう。
また、フロントカメラに関しては常にカクついていたので、実用性もかなり怪しいところ。
画面
本体に採用されている画面は1280×800(HD)の光沢液晶。綺麗とまではいかないですが、普通に見る分には問題なく、粗さも感じないです。
Webサイトの文字を拡大しても、問題なく表示できていたのでこの価格帯ながらかなり頑張っている印象を受けますね。
音質
本体にはスピーカーが2基あります。ただ、どちらも同じ向きに搭載しているので、片側からしか音が出ません。
実際にYouTube音声を聴いてみると、立体感はなく音質はかなり悪い印象。ただし、音量は十分。
動画を見る際にはできればイヤホンを付けた方がいいですね。
「OSCAL Pad 60」の使用感
実際に「OSCAL Pad 60」の使用感を4つ紹介します。
ブラウザや動画閲覧は普通に使える
Antutuベンチマークでは7万台とかなり低いスコアを出しましたが、ブラウザや動画閲覧程度では使えます。
ブラウザでは、最初の読み込みでは動作がもっさりしていますが、一度読み込んでしまえば普通に動きます。YouTubeも一度再生してしまえば1080Pでも見れますね。
ただ、画像の多いサイトやYouTubeのメニュー画面は読み込みに数十秒掛かったり、動作が常にもっさりする点に注意。
文章作成はサクサクできる
WPSオフィスで文章作成をしてみましたが、文字打ちで動作が重くなったり遅延が発生することはなかったです。
実際、Bluetoothキーボードを接続して文字打ちをしたのですが、普通にサクサク動作してましたね。
また、WPSソフトのパワポもどきも使ってみましたが、グラフ作成でちょっとカクつくくらいで特に問題なく動作していました。
片手で持つのには重い
本体重量が534gで、タブレットとしては普通くらい。重くもなく軽くもなくといった印象ですね。
ただ、片手で持ち続ける場合には向きません。両手で持つ分には問題ないのですが、片手だと普通に重くて疲れるんですよね。
両手で動画を見たり、作業する場合はタブレットスタンドを使うのがおすすめです。
充電時間がかなり遅い
本体は急速充電に対応しているものの、正直かなり遅いです。急速充電中でも1時間に8%しか充電できないレベル。
また稼働時間も短く、1回の充電で体感7~8時間しかできないですね。さらに、動画を見ると2時間で40%くらい消えます。
暇なときに動画やブラウザを見て、寝ている間に充電するくらいの使い方が一番良さそうですね。
「OSCAL Pad 60」に関するQ&A
ここでは「OSCAL Pad 60」に関するQ&Aをまとめています。
- Q「OSCAL Pad 60」はどんな人におすすめですか?
- A
最低限でも安くタブレットを手に入れたい人におすすめです。ブラウザや動画閲覧ができる程度の性能でいいから、とにかく安く済ませたい人向けのタブレットとなっています。
- Q「OSCAL Pad 60」に技適はありますか
- A
はい、あります。本体の背面に技適マークがちゃんと記載されています。
- Q「OSCAL Pad 60」でゲームはできますか。
- A
性能的にかなり厳しいです。ブラウザや動画閲覧、文章作成など軽作業程度に留めておくのが良いでしょう。
- Q急速充電には対応していますか?
- A
一応対応しています。ただし、急速充電中でもかなり遅いので期待はできないですね。
まとめ
この記事では「OSCAL Pad 60」をレビューしました。
OSCAL Pad 60
製品の評価:
性能は最低限ですが、1万円でブラウザや動画閲覧ができる製品となっています。家で寝転がりながら使うのがおすすめですね。
もし、とにかく安くブラウザや動画閲覧用のタブレットが欲しい人はぜひチェック!
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