「デュアルモニター化したいけど、やり方がわからない!」
「これからデュアルモニターにするからやり方を知っておきたい!」
いままで1画面でパソコンを使ってきたあなたは、2画面であるデュアルモニターにするのは「難しそう」「本当にできるか心配!」と感じるでしょう!
設定難しそうだな~…
だからこそこの記事に来てくれたと思います!
そんなあなたに今回は、
・デュアルモニターの接続方法
・パソコンでのデュアルモニター設定方法
この2を丁寧にご紹介していきます!
やり方自体は結構簡単なので、ぜひこの記事をみてデュアルモニター化を試してみてください!
その前に、デュアルモニターってなに?
デュアルモニターとは、1つのパソコンに対して2つのモニターを同時接続することです!
2つのモニターを同時接続することによって、画面上の作業スペースを広くし、作業効率を格段に上げることができます!
デュアルモニターのメリットは下の記事に書かれているので、気になる方は見てください!

ちなみに、みなさんが使ってきた1つのみのモニター接続は、シングルモニターと呼ばれます!
デュアルモニターの接続方法
まずは2つのモニターを接続するところから説明していきます!
手順1.パソコン側とモニター側の端子を確認する
まずは自分のパソコンとモニターの端子を確認しなければなりません。
もしパソコンとモニターをよく確認しなければ、間違った端子を買ってしまったり、そもそも接続できなかったりといった問題が出てしまうからです!
もし間違えて違う端子を買ったらお金を無駄にするぞ…
また、映像出力端子には、
・HDMI
・DisplayPort
・MiniDisplayPort
・DVA
・VGA
・その他(Type-C,USBなど)
といった種類があり、現在はHDMIやDisplayPortが主流です。
パソコン側
まずパソコン側がどのような端子に対応しているかを見る必要があります。

↑僕の場合はDisplayPortとHDMI、Type-Cがあります。
基本的に先ほど紹介した端子の種類のうち、合計2つあれば問題はないです。
ちなみに、僕のパソコンにはHDMIとMiniDisplayPort、Type-Cがあり、僕はHDMIとMiniDisplayPortの2つを使っていきます。
モニター側

続いてはモニター側の確認です。
モニター側にさきほどパソコンで確認した端子があるかを確認してください。
もしパソコン側の端子がモニターにない場合、ケーブルでつなぐ際には変換ケーブルが必要になります。
変換ケーブルについて、詳しくは手順2で説明します。
ちなみに僕の場合、HDMI端子は両方のモニターにありますが、MiniDisplayPortがどちらのモニターにもついていないので、変換ケーブルが必要になります。
変換ケーブルを使わなければいけない人でも大丈夫!
手順2.パソコンとモニターに合ったケーブルを用意してつなぐ

先ほどパソコンとモニターで端子を確認したので、ケーブルを用意してつないでいきましょう!
パソコンとモニターの端子が一致した場合
パソコンとモニターの端子が一致している人の場合、ケーブルの端子が両方とも同じものを用意してつなぎましょう!
例えば、パソコンとモニターの端子がHDMIだった場合、ケーブルの端子が両方ともHDMIのものを用意して、パソコンとモニターを用意したケーブルでつなぎます。
パソコンとモニターの端子が違う場合
もしパソコンとモニターが違った場合でも問題はありません。
その場合は変換ケーブルという、ケーブルのそれぞれの端子が違うものを用意してつなぎます。

↑左側がHDMI、右側がMiniDisplayPort
たとえば僕の場合、パソコン側にMiniDisplayPortの差込口がありますが、モニター側にはMiniDisplayPortの差込口がないので、画像の変換ケーブルを用意し、パソコン側にMiniDisplayPort・モニター側にHDMIでつなぎました。
パソコンでのデュアルモニター設定方法
パソコンとモニターをケーブルでつないだあとは、パソコンを起動して設定していきます。
もちろんモニター側の電源もいれてくださいね!
「繋いでいるのに認識されてない!」って思ったら単純に電源が入ってなかったってことも…
2つの画面を認識させる
まずは画面を認識させるところからです。
モニターを2つつなげて起動しても設定していないと1画面しか表示されないので、2画面を表示できるように設定していきます。
手順1 .通知ボタン をおす
デスクトップにある画面一番右下の四角い吹き出しマークをクリックします。

手順2.表示ボタンをおす
さきほどの吹き出しマークを押すと、メニュー画面が出てきます。
メニュー画面がでてきたら、パソコンとモニターが重なったような絵である「表示」をクリックします。

手順4.拡張を押す
さきほどの「表示」を押すと、「映す」という画面がでてきます。
「映す」という画面に表示されている、4つの選択肢のうち「拡張」をクリックします。

そうすると、いままでついていなかったもう一方の画面も表示されます。
はじめて画面が2つ表示されたときは興奮するよね!
それぞれの画面を調節する
さて、画面が表示されたのはいいのですが、画面表示の大きさがちがったり。画面間をカーソル行き来する際にズレが発生してしまったり、カーソルの移動先がおかしいなんてことがあります。
ここでは、これらを設定で直していきます。
設定する場所は、一番左下にある「スタート」→「設定」→「システム」→「ディスプレイ」にあるところです。

画面の大きさを合わせる
まず、「ディスプレイの配置を変更する」のところの「識別」をクリックしてください。
そうすると、それぞれのモニターに割り当てられた番号が大きくでます。

次に、「ディスプレイの配置を変更する」で、表示を変更したいモニターの番号をクリックします。

そして、下の方にスクロールをすると「拡大縮小とレイアウト」があるので、もう片方のモニターに合わせて「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」や「ディスプレイの解像度」を変更してください。

画面の配置を合わせる
画面の配置については、「ディスプレイの配置を設定する」にある番号の書かれた四角を移動することによって変えることができます。
設定画面の「ディスプレイの配置を設定する」にある四角の番号は、自分のそれぞれのモニターに割り当てられた番号を示しているので、まずは「識別」をクリックしてモニターに割り当てられた番号を確認しましょう。
番号を確認できたら「ディスプレイの配置を設定する」のところにある、動かしたいモニターの番号と同じ番号の四角を、長押ししながらマウスを動かすと移動できるので、好きなところに移動しましょう!
好きなところといっても、自分の環境に合わせて配置しよう!
例えば、1番のモニターを動かして、モニターを縦に配置したい場合は、
画像のように1番の四角を長押ししながら移動し、

番号2のモニターの上に、番号1のモニターをもってこれば完了です!

あとは、カーソルを画面間で行き来させてみて、縦に移動できることを確認できれば終わりです。
まとめ
今回の記事ではなるべく丁寧に説明したために文字数が多くなってしまいましたが、デュアルモニター化でやるべきこと自体は
1.パソコンとモニターの端子を見て、それに合わせたケーブルをつなぐ
2.2つのモニターをパソコンで表示できるようにする
3.パソコンで表示する大きさや配置を設定する
の3つで、結構簡単にできちゃいます。
ただ、なぜ文字を増やしてまでなるべく丁寧に書いたのかというと、はじめてデュアルモニター化を行う人は「どんなケーブルを使えばよいのかわからない」、「設定の仕方や項目がわからない」という方が多いと思ったからです。
自分もデュアルモニターに初めて挑もうとした際、どうやればいいかわからなかったぜ。
デュアルモニター化をこれから行う方は、この記事をじっくり見ながらやることをお勧めします。
今回は以上です!
最後まで見ていただきありがとうございました!