どうも、MX Master3や3Sで作業してきたやましん(@Yama_Shin_0216)です。
MX Master3/3Sは専用ソフト「Logi Options+」を使うことで、ボタン割り当てや操作感などカスタマイズが可能。
ただ、いろいろ設定できる分、どんな設定をしたら良いのかわからないかと思います。とくにボタンの割り当てとか。
本記事ではそういった方に向けて、MX Master3/3Sのおすすめ設定を「Logi Options+」の項目ごとに紹介します。
- MX Master3/3Sを買った方
- MX Master3/3Sの割り当てを決められない方
- MX Master3/3Sの参考になる設定を探している方

「Logi Options+」について
「Logi Options+」はLogicool製品のカスタマイズ専用ソフトです。ちなみに、Logicool Optionsの後継ソフト。

URL:https://www.logicool.co.jp/ja-jp/software/logi-options-plus.html
対応しているマウスやキーボードに対して、ボタン割り当てや感度、マクロを設定できます。
MX Master3/3sではボタン割り当てやポインタ速度、スクロール機能、マクロの設定ができるようになっています。


このソフトを入れないと、MX Master3/3Sの力は十分に発揮できないですよ!
設定「ボタン」項目
ここでは「Logi Options+」における、「ボタン」項目のおすすめボタン割り当てを紹介していきます。
中央ボタン
中央ボタンはホイール部分にあるボタンです。このボタンに割り当てるおすすめ機能は以下のとおりです。

- Windows/Mac設定画面 ← 個人的おすすめ
- ソフトを開く
- アプリケーションの切り替え
少し押しにくいボタンなので、たまに使う程度の機能を割り当てて置くのがおすすめですね。

とくに、設定系やたまに開くソフトを割り当てておくのが良いでしょう。
ホイールモードシフトボタン
ホイールモードシフトボタンは、ホイールの後ろにあるボタンです。おすすめの割り当ては以下になります。

- スクリーンショット ← 個人的おすすめ
- 元に戻す(Ctrl + Z) ← 個人的おすすめ
- ファイル/フォルダを開く
- ブラウザを開く
少し押しにくい位置にあるので、ほどほどに使うくらいの機能を割り当てるのがおすすめ。

ちなみに、最初はスクロールモードの切り替え機能があって必要そうに見えますが、実際はあまり使わないので変えちゃいましょう。
サムホイール
サムホイールは、マウスの左側についているホイールです。ここに割り当てるおすすめ機能は以下のとおり。

- 水平スクロール ← 個人的おすすめ
- 音量アップ/ダウン
- ズームイン/ズームアウト
- アプリケーションの切り替え
ホイールなので、スクロール機能や音量など微調整する設定を割り当てるのが良いですね。

個人的には水平スクロールが一番のおすすめ。Excelやマインドマップなど横スクロールがすぐできるので。
サイドボタン(上下ボタン)
サイドボタンはその名のとおり、マウスの左側にある2つのボタンです。このボタンに割り当てるおすすめ機能は以下のとおりです。

- コピー&ペースト ← 個人的おすすめ
- 元に戻す&やり直し ← 個人的おすすめ
- 進む&戻る(ブラウザ)
親指で押しやすい位置にあるため、ほんとうによく使う機能を割り当てるのが良いです。使用頻度がめちゃくちゃ高いので。

また、ボタンが2つあるので対照的な機能を当てたほうが使いやすいですよ。コピーとペースト、進むと戻るみたいな。
ジェスチャーボタン
ジェスチャーボタンは、親指を置くところにあるボタンです。おすすめのボタン割り当ては以下のとおりです。

- ジェスチャーボタン ← 個人的おすすめ
- ファイル/フォルダを開く
- ソフトを開く
個人的にはジェスチャーボタン一択。MX Master3/3Sの目玉機能なので、使わないのはもったいないくらい。
また、ジェスチャーボタンを選んだ際に割り当てるおすすめの機能は以下のとおりです。

- キーボードショートカット
- ファイル/フォルダを開く
- ソフトを開く
- アプリケーションの切り替え
- ブラウザを開く
ボタンを押したり、ボタンを押しながら上下左右に動かすことで割り当てた機能を呼び出せます。ちなみに計5個まで設定可能。

サイドボタンの次くらいに使用頻度の高いボタンなので、よく使う機能を割り当てるのがおすすめですよ。
設定「ポイントとスクロール」項目
ここでは「Logi options+」における、「ポイントとスクロール」項目のおすすめ設定を紹介していきます。
スクロールホイール
スクロールホイール項目では、その名のとおりスクロールホイール関連の設定ができます。おすすめ設定は以下のとおり。

- スクロール方向:標準
- スムーズスクロール:オフ
- SmartShift:オン
- 感度値(高速スクロールへの切り替わりやすさ):80%~
SmartShiftは必ずオンにしたほうが良いですね。思いっきりスクロールしている間はめっちゃ高速に動いてくれるようになるので。
また、スムーススクロールはオフのほうが良いです。スクロールしたときにピタッと止まらず、なめらかに止まるんですよね。
サムホイール
サムホイールは、マウスの左側にあるホイールの設定になります。おすすめは以下の設定。

- サムホイール速度:60%~
- サムホイールの方向:デフォルト
この部分になると使用者の好みになってきます。実際に使いながら自分で調整していくのがベスト。
ただ、サムホイール速度は60%以上にするのが良いですね。60%以下は遅いために、スクロール量が増えちゃうので。
ポインタ速度
ポインタ速度は、カーソルの移動の速さを設定する項目になります。おすすめの設定は以下のとおり。

- センサー範囲を8K DPIに拡大:自分の好み次第
- ポインタ速度:自分の好み次第
もう好みです。自分に合わせて調整したほうが良い項目なので、正直おすすめはないですね。
ただ、4000DPIでもめっちゃ速いので、個人的には2000~2500DPIが使いやすいところ。

やましんの設定を公開
ここでは、リモートワークで普段使っているやましんの設定を公開していきます。ちなみにやましんはMX Master3Sを使用。
「ボタン」項目
「ボタン」項目での設定は以下のとおりです。僕の場合、ジェスチャーボタンの割り当てているので、そちらも載せておきます。

- 中央ボタン:Windows設定
- ホイールモードシフトボタン:戻る(Ctrl + Z)
- サムホイール:水平スクロール
- サイドボタン:コピー&ペースト
- ジェスチャーボタン:ジェスチャーボタン

- ボタン:エクスプローラーを開く
- 上:ページ内検索(Ctrl + F)
- 下:クリップボード(Windows + V)
- 右:全選択(Ctrl + A)
- 下:範囲スクショ(Windows + Shift + S)
普段はエンジニアとして仕事をしているので、コードや文章をいじりやすいようにカスタマイズ。
ちなみに、キーボードショートカットで使える機能が多いのは、自分のPCから会社PCを遠隔操作しているから。

遠隔操作だと特定のソフトやファイル/フォルダを開く設定ができないからですね
「ポイントとスクロール」項目
「ポイントとスクロール」での設定は以下のとおり。僕の好みに合わせた設定ですが笑。

- 「スクロールホイール」項目
- スクロール方向:標準
- スムーズスクロール:オフ
- SmartShift:オン
- 感度値:80%
- 「サムホイール」項目
- サムホイール速度:70%
- サムホイールの方向:デフォルト
- 「ポインタ速度」項目
- センサー範囲を8K DPIに拡大:オン
- ポインタ速度:2000DPI(75%)
よくコードや文字を作成する関係上、カーソルの速度は遅めにしています。文字同士の間によくカーソルを合わせるので。

余談:「FLOW」項目について
「Logi Options+」ではボタンの割り当てや感覚的な設定以外にも、Logicool FLOW機能を設定できます。

この機能は、登録した2台のPCの画面間をそのままカーソル移動できたり、データの移動を簡単にしてくれるものになっています。
詳しくは以下の記事で紹介しているので、2台以上のPCを使っている方はぜひ見ていってください。

とくに、外ではノートPC、家ではデスクトップPCを使っている方におすすめ!
まとめ
本記事ではMX Master3/3Sでのおすすめ「Logi Options+」設定を紹介しました。

正直MX Master3/3Sの設定は悩むところなんですよね。たくさんボタン割り当てをできる分、選べなくなってしまうのがね。
とりあえず本記事を参考にしながらいったんボタンを割り当てるのがおすすめ。使っていくうちに欲しい機能とかでてきますので。
それでは、良いMX Master3/3Sライフを送っていってくださいね。

コメント