こんにちは、ノートPCをデスクトップPCとして扱っているポテイモ(poteimoblog)です。
ノートPCって好きな場所に持ち運べるという点で非常に便利ですよね!
でもノートPCの画面は小さくて疲れるので、家では大画面で作業したいところ。

外に持ち運べるのはいいけど画面が小さくて疲れやすい…。せめて家では快適に作業したい!
そこで今回は、ノートPCを「デスクトップ化」する方法について解説していきます。
「デスクトップ化?!なんか難しそう…」って思うかもしれませんが全然難しくないので安心してください!
ちなみにノートPCをデスクトップ化することによって、
- 家ではデスクトップPCのような環境で作業できる
- デスクトップ化を解除すれば持ち運びできる
- 家ではデスクトップPC、外ではノートPCというように贅沢な使い方が可能
実際、僕自身も家ではノートPCをデスクトップ化して使っています。
ノートPCのデスクトップ化とは?

ノートPCのデスクトップ化とは、ノートPCを閉じて外部モニターに映像を出して使うことです。
後ほど解説しますが、デスクトップ化することによって大画面で作業したり、いろんな周辺機器を扱えるんですよね。

ノートPCをデスクトップPCみたいに場所を固定して使う感じだよ
そして用事や外出先で作業したい時にはモニターや周辺機器を外し、ノートPCとして持ち出すことも可能。
このように家ではデスクトップPC、外ではノートPCといった柔軟な使い方ができるのができますよ。
デスクトップ化するメリット
ノートPCをデスクトップ化する主なメリットは以下の3つです。
- 大画面で作業できる
- 周辺機器や家具を設置できる
- 周辺機器を取り外すだけでノートPCに戻せる
これらについて詳しくみていきましょう。
大画面で作業できる

モニターをノートPCに繋げば、ノートPCの画面よりも大きな画面で作業できます。
ノートPCの画面は小さく、顔よりも低い場所にあるので目の疲れや肩凝りがきついですよね。
でもノートPCの画面ではなくモニターの画面を使えば大画面で作業でき、画面の位置も高くなるので快適に作業できます。
しかも、4Kモニターやゲーミングモニターを使えば美しい画面での作業はもちろん、ゲームするときも可能になりますよ!
周辺機器や家具を設置できる

デスクトップ化をしてしまえば、デスク環境を整えやすくなります。
キーボードやマウスといった基本的なものから、USBハブや充電器までも設置しやすくなるんですよね。
周辺機器や家具を設置できれば作業の効率や快適さを一気にアップできるので、かなり大きなメリットといえます。

周辺機器や家具が設置できてしまったら、環境なんて作り放題!
周辺機器を取り外すだけでノートPCに戻せる

ノートPCをデスクトップ化するといっても完全に固定しているのではなく、ノートPCを決めた作業場所に置いて、モニターや周辺機器を繋いでるにすぎません。
そのため、ノートPCからモニターや周辺機器を外せばいつでも外に持ち出せる状態に。
家ではデスクトップPCとして、外ではノートPCとして柔軟に対応できるというメリットがあります。
デスクトップ化した実際の環境(ポテイモの場合)
ここまでデスクトップ化についてとメリットを説明してきましたが、これだけではピンとこないと思います。
そこで実際にデスクトップ化している僕の作業環境を紹介していきます。

僕の環境は写真の感じで、ノートPCを閉じてモニターを2つ接続している状態です。

周辺機器もめっちゃついてるよ
写真をの通り、デスクトップPCとなんら変わらない状態なんですよね。
でも、接続しているモニターや周辺機器を取り外すとちゃんとノートPCに元通り。

こんな感じに、家ではガチガチにデスクトップのように扱い、でも外にいつでも持ち出せるように環境を作っています。
デスクトップ化のやり方【Windows】
それではノートPCのデスクトップ化のやり方を説明していきます。
デスクトップ化に必要なものはノートPCの他に以下の4つが必要になります。
- モニター
- キーボード
- マウス
- HDMI(モニターとノートPC両方に接続できる映像端子)
ただノートPCのデスクトップ化といっても、ノートPCを閉じてモニターのみの画面使うか・開いてノートPCの画面も使うかによって少し設定が変わってきます。
そのため、最初に両方共通の設定を説明し、後にそれぞれの場合での説明をしていきます。
難しそうに見えますが、めっちゃ簡単なので不安に思う必要はないです!
共通の設定
ここではノートPCを閉じるか閉じないか関係なく設定するものを説明していきます。
1.モニターと周辺機器を接続する
まずはモニターと周辺機器(キーボードやマウスなど)を取り付けます。


モニターとノートPCは映像端子でつなぐので、モニターとノートPC両方に対応した映像端子を用意しましょう。
2.ノートPCのタッチパッドを無効化
マウスを接続している間はタッチパッドを使わないので、マウス接続時にタッチパッドを無効化する設定をします。
設定場所には「スタートメニュー」→「設定」→「デバイス」→「タッチパッド」で行くことができます。

この画面の中にある「マウス接続時にタッチパッドをオフにしない」のチェックを外します。
タッチパッド自体をオフにしてしまうと、マウスを取り外した際もタッチパッドが使えないままになってしまうので、「マウス接続時にタッチパッドをオフにしない」のチェックを外すだけにしましょう。

以上で共通の設定は終わりです。
ノートPCを閉じて使う場合
1.モニターに画面を映す
ノートPCに画面を映さず、モニターのみに画面を映すように設定します。
まず デスクトップ画面の右下にある吹き出しマークの「通知」をクリックします。

するとメニュー画面が開くので「表示」のところをクリックします。

するとメニューが出てくるので「セカンドスクリーンのみ」を選ぶとモニターのみに画面を映すことができます。

2.閉じてもスリープにならないように設定
ノートPCの画面をつかないのに画面を開いたままではいけませんよね?
でもそのまま閉じてしまうとスリープ状態になってしまうので、そうならないように設定をしていきます。
設定場所は「スタートメニュー」→「設定」→「システム」→「電源とスリープ」でいけます。

そして右側の「電源の追加設定」をクリックします。

そうすると新たなウィンドウが開くので、左側にある「カバーを閉じたときの動作の選択」をクリックします。

すると電源とスリープの設定画面に切り替わるので、下のようにカバーを閉じた時の動作のところを「何もしない」にし、「変更の保存」をクリックすると完了です。

以上でノートを閉じて使う場合の設定は終わりです。
ノートPCを開いて使う場合(ノートPCの画面も使う場合)
デスクトップ画面の右下にある吹き出しマークの「通知」をクリックします。

するとメニューが開くので「表示」というところをクリックします。

そして「拡張」を選び、ノートPCの画面とモニターの画面の両方が映ったら完了です。
この2つの画面を使った状態を「デュアルモニター」「マルチディスプレイ」なんかと呼びます。
詳しくは以下の記事で説明しているので、よかったら読んでくださいね!
また、デュアルモニターの画面設定をしっかり行いたい人は以下の記事もオススメです!
まとめ

今回はノートPCのデスクトップ化について説明してきました。
ノートPCは持ち運ぶことができて便利だけど、家で使う場合にはデスクトップよりも使い心地が劣ってしまいます。
でも家でノートPCをデスクトップ化することによって、デスクトップPC並みの環境を作ることができるんですよね。
しかも、モニターや周辺機器を外すだけでノートPCに戻るので、持ち運びの便利さも損なわないのも良いところ。
ぜひ、これを機にノートPCをメインで使っている人はデスクトップ化してみてはいかがでしょうか?
今回は以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました!
コメント
実際の使用環境の写真が見たかったです。
ご指摘ありがとうございます。
たしかにこれだけではイメージしづらい状況でした……。
新たに「実際のデスクトップ環境」について追記させていただきました!